King and king in Nagano




with Jamil Nasser


上の写真を見て驚かれた方も多いことでしょう。

3月の終わりに帰国してびっくり、 なんとMr. Jamil Nasserが今日本に来ている?!

演奏ではなく、日本で結婚された甥っ子のポールさんを訪ねてとのことだったのですが、 なんとか予定を合わせてアメリカに戻る前日にお会いすることができました。

午後長野のお宅についてすぐにポールさんは奥さんを迎えにいってしまい、 カタコトの英語でJamilさん夫妻とコミュニケーションを試みる父と僕。



言葉の代わりに持参したレコードとCDが間を取り持ってくれました。 メッセージ付きのサインをしながら「あの時は‥」「この時は‥」といろいろな話をしてくれたJamilさん。 その中で、「Paul Chambers」「Recording」「Rudy Van Gelder」という単語が。 とても楽しそうに話をする様子に耳をそばだてたけれど、でも英語が分からない! 奥さんが帰ってきたらもう一度話を聞かせてもらうことにしました。

Cobiさんのパーティーの話をすると、奥さんがJamilさんのバースデイパーティーの話をしてくれました。 なんでも今年の6月23日は70才の「Bib,big,big...party」で、 プレゼントにAhmad Jamalがピアノを持参して演奏してくれるんだそうです。 Mr.Yoshiokaもぜひ演奏してほしいから招待状を送っても良いかと聞かれて恐縮していました。 まだどうなるかは分かりませんが、双方ともに再演を望んでいますから近いうちに演奏を聞きたいものです。 パーティーにはたくさんのミュージシャンがやってきて、(ちなみに奥さんはヴォーカルで、Cobiさんのパーティーでも一緒に演奏されていました)とにかく「Bib,big,big...party」なのだと言っていました。 先月お会いした時も帰り際にあちこちで呼び止められていたJamilさん。人徳というやつでしょう。 ご夫妻で本っっ当によい方です。奥さんも「He is very very kind!」とおっしゃってました。

さてポールさん夫妻も帰ってきてさっきの話を通訳してもらうことに。

要約すると、
Rudy Van Gelder studioにPaul Chambersがレコーディングするのを聞きにいった。
だけど、ヘッドホンから聞こえる音があまりよくない。
ので、自分がマイクをたてる位置とつなぎ方を教えてやった(!)
そうしたらヘッドホンから「Bun Bun」(あの地鳴りのような)ベースの音が聞こえるようになった。
彼はとってもいい友達だったそうです。貴重なお話を聞かせてもらいました・・

楽しい時間はあっという間に過ぎます。

Jamilさんの参加しているRed GarlandやAhmad JamalのCDをかけながら、 夕飯まで頂いてしまいました。

"Moment to moment"をかけた時にはお互いのソロのあとに拍手を送り、 冒頭の写真を撮った時には、ソファーに二人で「King and king」とJamilさんもごきげんな様子で見ている方もうれしかったです。

ポールさん夫妻には道案内に通訳にと本当にお世話になってしまいました。

次に日本に来る時にはぜひ自宅に泊まって下さいといってお別れしましたが、 早いうちに再演が実現してくれることを切に願っています。


5 Apr. 2002